1123:minimum rockets :Diabolic Laughter :新宿MARZ
"Diabolic Laughter" Special Edition -EVOLUTION 00-
以前M.フリードマソ氏がゲストだった時も同じイベントタイトルでしたっけ。私的視点では、ロケッツに出色メンバーが搭乗した点と、対バンに実力派インストバンドがカップリングされていた点が共通項かな。
今回のスペシャルメンバーはトランペットのBUCCI氏。エフェクターを使用した自由な演奏スタイルで、DIEさんの不在を埋め、新しくも完全なスペースサウンドを奏でてました。大人ロケッツでした。
カッコいい!と惚れた対バンはabout tessさん。ガツガツと攻めの一手のサウンドが圧倒的にカッコ良かったです。センターギタリストのTAKUTO氏は、アンコールでロケッツとのセッション2曲にも参加して、個性を閃かせてました。律さんとは完全に対極のスタンスで絡んでくるので、こんなの初めて!な共鳴具合でした。面白かったです。
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この日は早い時間の上京だったため、買い物や散策、カフェでまたーり過ごして時間を潰し、18時に入場。整列の時からわかってたけど、開場後しばらくの閑散としたフロアは大変こころに痛く…(涙。
■ deadly king
ミニロケ的二度目まして。夏に自分が不参加だったライブでの対バンでした。今回は開催直前の出演依頼だったようで、告知不足でお客が少ないのが勿体なかったです。ツインギター(ストラトとテレキャス)の4Pで、全員が向かい合うような立ち位置に親近感。音的にもクセの少ないインストで、心地よくノレました。後半にミラーボール使った曲がすごく音と演出が合っていて素敵だった。
■ about tess
インパクト過去最大。ツインギター、ツインベース、ツインドラムの6人編成。サブドラムさんは、カウベルや電子鉄琴、カオシレータ?など曲によって使い分け。攻めて攻めて攻めまくるハードでソリッドな轟音、すごい硬い岩石みたいな音のバンドでした。とりあえず音圧すげぇ。全員が黒い衣装と黒い楽器(Sダンカンストラト、Fジャガー、Fプレベ?、もう1本四弦何だろ?)という統一感、スモークに浮かぶシルエットだけで見せる照明演出など、徹底的にダークでシャープな世界観を打ち出してたのも判り易かったです。センターギターの人、あれってどういうチューニングなの??基本ガリガリ叩きつけるような弾き方だけど、たまに弾くメロディがすごい不思議な調子で、マイナー好きには堪らない。あと彼とカミテベースさんがピョコピョコとアクション派手。人数が多いせいもありそれぞれが立ち位置死守なんだけど、そのアクションでもって単調になりがちなパフォーマンスに動きをつけてました。
■ minimum rockets
トピック>>>
・ BUCCIさん搭乗。管楽器らしいアダルトっぽさとエフェクトの奔放さ。
・ アレンジは冒険せずに、今できることを整理した感じ。纏まった。
・ 優しい曲メイン。リツ歌絶賛強化中。
・ 久し振りのhydroが良かった。間奏リツ速弾きっキラキラキラ*
・ アンコールのギター対決。
感想>>>
20時半過ぎ。「ご搭乗ありがとうございます」のフライトアナウンスとオープニングらしい緩やかな上昇感あるSEで、minimum rocketsスタート。スクリーンが上がったステージに5人の姿。毎度誰を見て良いか分からない最初の数秒間。
1曲目はゆったりと深海Fから。暗めの照明、柔らかく響くリズム、ザワザワと砂の上を歩く小生命みたいなギターの音、マシンボイスながら詞の伝わる唄。羊水の中で目覚めたような安心感です。トランペットも初っ端から要になっていて、気持ちの良い空気を作ってました。湿度のある音がこの曲にとても似合っている。センターで歌う人に視点を定めて、ようやく脳に届いたのが紅色。あ、久し振り。深い暗い海底から仄かに明るい海面目指して泳いでいく1点の原色熱帯魚…みたいだ。
マイクを離れた律さんがチャカチャカとギターを鳴らす。引き続きマレットのタケさんがボンガボンガとアフリカンビート。nairobi。前曲とは一転して変態トランペット(笑)なBUCCIさんから目が離せなかったです。途中にソロパートもあって律さんがコールして紹介。それから背後を振り返り、今度は「うちのツインドラムです!(“うちの”が自慢げな響き)」と紹介すると、左右のタケさんかっちゃんが腰を上げてドラミング。ドラム2人でチラチラ視線を合わせて笑い合ってるところが、いつ見ても好きです。
「こんばんは。笑顔がこぼれるminimum rocketsです」心中思ってたことをタケさんらしいボキャブラリで告げられて、一人吹き出す私。ゲストBUCCIさんのことに触れて簡単めにMCを〆め、次のブロックへ。
一面の青の中「宇宙へ」とキャプテンが一言。BUCCIさん(ミュート?みたいな銀色装置を装着)とかっちゃんの方を向くと♪ジャララーン。five。DIEさんが居なくても必ず演るね。ヴォコは律さんが代役。達也さんのソロパートから盛り上がっていく間奏部分にうっかり夢中になりすぎたようで、直後の♪take in~(?) の唄を入り損ねてますた。(律さんウタウタ!)と思った瞬間にクルッとマイクに飛びついてきたのでツボりました。ワライスギゴメン。
照明が青から緑へ。律さんがシモテのステージ際へ出てきてポロンピロン。モジュレーションの不思議に歪むイントロで、優しい巨人の棲む世界へ。cyclops。そういえばこの日のステージは柵がなく、モニタなどが客席寄りなセッティングでした。前へ出てきた律さんと客の間に遮るものがなく、ちょっと変な感覚だったな。もとい。この夜もcyclopsはとても面白く、ライヴもココから後半が断然良かったように思います。右肩が回り始めたのもココから。達也さんのラインセレクター踏み踏みのビヨォ~ンで始まる部分はより即興的で、律さんとBUCCIさんが隣合って楽しそうに掛け合いバトルをしてました。
cyclops終盤は、オリジナルならブレイク後にチャイムのような印象的ギターフレーズが続くのだけど、今回はそこでベース始まりのインプロ?がスタート。直前に律さんが達也さんに耳打ち指示していたのでそう思ったのだけど、実際は件の終盤部分の特別アレンジだったのかも知れないし、全くの新曲だったのかも。まったく持って不明です。が、とにかくジャジーなノリで、お洒落でアダルティー(盛装の007が出てきそう)なカッコ良さ。トランペットの魅力ぎっしりでした。
大人なベースの余韻をタケさんがトトンっと〆て、すぐさま切ないギターイントロが入る。to and fro。リフレインではなく3フレーズ目の最後をビブラートですっごく引き伸ばして遊んでました。あの細い指先でヘビーボトムの弦をチョーキングしちゃうのがカッコいい。ポーッと眺めてた。そしてこれも律唄ですね。律さんが歌うからフローのローはrなのだ(だから誤記注意)。いつの間にかコレにも日本語の詞が乗っていて耳ダンボでしたが、翌日disに歌詞がちゃんとドロップされていました。行ったり来たり揺れる小舟なのですね。2コーラス目ははっきり二人称があってドキドキしたヨ(赤面〃>_<〃) 後半の盛り上がりではマイクを食べちゃいそうな律さんに背後から裸照明。客席の私たちまで身体ポカポカでした。
ここで2度目のMCタイム。律さんが「静かな曲が続きましたがもう1曲静かなのを…」と言って曲の準備。ペダルを踏みながら「喋って良いよ」と無茶振りされた相手がどうしてか達也さんでした。喋るかよ?と思ったけど一応見守ってると、やはり達也さんは照れ笑いして袖側へ後退りして行くのであった(コレはコレで可愛い/殴)。ああでも今回の達也さんはよくニッコニコと笑っていました。アルコールのおかげなのかな。ライブ後に話しかけた際もちゃんと返事してくれて私ったら舞い上がりました。
優しく優しく始まったのはとても久し振りなhydro。ほとんどオリジナルのままのカタチで懐かしかったです。大きく緩くグルーヴするベースが気持ち良いのだ。中盤盛り上がりのところでは、律さんとBUCCIさんがアイコンタクトして微笑み合った後、律さんのソロ。擬音にしたら♪キラキラキラキラ.*゚☆ って感じの速弾きが入っていてアクセントになってました。最近(マーティの後からかな)たまに弾きますよね。勉強するスポンジを愛してます。因みに夕暮れ色照明の水中航行でした。ムービングライトもfroからこの辺まで。
再び律さんMC、というか終わりの挨拶。自分のギターをBGMにして「minimum rocketsやってる時はホント幸せで」うん。観に来てる人には伝わってる。「でも最後の曲です」結びの言葉の直後に、太いギターのアイドリングでした。キタキタキタ!crack×2!静かな曲が続いた一番最後にコレ。かっちゃんシャウトも板に付いたもんで(笑、それを邪魔しない部分に入る狂ったトランペットも新鮮、律さんはまたまたまたステージ際に出て煽ってるし、ハッチャケて笑顔で本編終了でした。
捌ける時に足元に転がってたスティックに気づいた律さん、拾い上げて客席にアーチ。
アンコールもスペシャルで面白かったです。リツタケBUCCIさんがまず出てきてスタンバイ。なかなか後が続かないなと思ったら、タケ「3人じゃないよいっぱい居るよ」律「いっぱい居る♪(←ルンルンな顔)急遽セッションしようって事になって…」ということで、対バンabout tessからギターのTAKUTOさんに参加いただき、ツインギターなアンコールなのでした。機材準備を手伝っていたらしい残り2人と一緒に遅れて登場。当然のようにボード2枚セットしているのを見て、律さんめっちゃ嬉しそうでした。前回のセッションで光さんに「この人のエフェクター邪魔!」とイジメられた件を思い出し笑いして、タケさんから「オチがない。ボード2枚で友だちってことか?」とダメ出し&フォローされてましたよー。
セッティング待ちの間に改めてBUCCIさんの紹介も。現在の主な活動はHIROCINEMAというバンドだそう。LOCO-APESとメンバーが被ってるんですね。だから前回あちらのゲストだったのか。ジャジーなテイストと構成力、ロックな発想力がホントにミュージシャン然としていて面白かったです。いつかまた聴ける日を待ってます♪
そんなこんなでアンコールセッション。演奏内容はコードさえ未定らしく「最初に音出した人のコードに合わせるってことで…」と説明しながら、ちゃっかり自分で音を出しちゃう律さん。それに合わせてTAKUTOさんがチューニング開始。あ、やっぱりデフォルトは珍しいチューニングにしてるのかなぁとじーっ(見たって分かりませんけど)。だから最初の曲は全くの即興セッションだったみたいです。始まりはユラユラと大人ロケッツなノリだったんですが、だんだんTAKUTOさんが本領発揮でグイグイとリフで引っ張り出し、about tess風味な曲になりました。新しかった。彼すごいですね。次々と泉のようにリフが湧き出て展開していく。しかも音が自信満々なのよね。みるみるロケッツメンバーを自分の音世界に巻き込んでました。律さんはエフェクタノイズで絡んだりしてましたが、途中からTAKUTOさんのリフにハモリで入れ始めたのがとても良かった。2人も顔を合わせてニーッ。終盤のイケイケな盛り上がりはめっちゃカッコ良かったです。
あまりにも楽しそうで1曲じゃ物足りないのではと思ったら、やはり律さんが次の曲に突入。dominoの特徴あるイントロにBUCCIさんが即反応してました。きっとリハで試してたんでしょうか。今度のセッションは音の間を楽しむロケッツテイストでグルーヴィーな展開。一部座礁する場面もありましたが(笑、そんな様子も楽しく、2曲ともとてもセッションらしいセッションでした。計算外の音の広がり、スリルとフィーリング。冒険心あってのロケッツなんだわ。それを確認した今回のフライトです。
セットリスト>>>
【本編】
Opening Announce
01. 深海F
02. nairobi
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03. five
04. cyclops
05. (new?/session?)
06. to and fro
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07. hydro
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08. crack
【Encore session with TAKUTO(at)】
09. (atぽい)
10. domino
衣装・機材>>>
RITSU ドレープの美しいNYスタイルの羽織もの。襟がストールになるの。色が落ち着いた綺麗な赤で久し振りでした。律さんはやっぱり赤が似合うと思う。袖は七分丈(というかきっとレディースの長袖)。その中には黒の半袖シャツで、フロントにボーダー柄の大きな星の切り替えのあるカジュアルデザイン。下は濃紺のパッチデニムに、コンバース黒スニーカー。暈しの自然なプロメイク。髪の毛は長め(たださん風…。/ギターはサンバーストのジャズマスター。アンプは復活のtwinとハコのジャズコの2台遣い。足元のボードは2枚で、カミ側はツインファクター、リングモジュレーション、ボコーダー2個。シモ側は赤ワウ、デビエバファズ、緑梟リバーブディレイ、MXRのディストーションとコンプ、ブーメラン(コレ踏んだか?)など。ピックは赤。
TAKE 黒い半袖T。フロントにPeace何ちゃらと英字メッセージ。バックにも四角い英字プリント。モヒの金色具合とサイドの刈り具合がビシッとしてた。整えたばかりかな。/dw。マレットの他にどこかでブラシも使ってた!インプロぽい部分だったかな?アンコールかな?
TATSUYA ジャケット未満カーデ以上な感じのカッチリ厚手上着(暖色系)。中に白いシャツ。2枚とも大きめのフロントボタン。首にプルタブみたいなシルバーペンダント。ボトムは太めフルレングスジーンズにキャメルの民族調シューズ。茶色の帽子をかぶり、伸びた髪を後ろでチョコンと結わえてた。/シェクター。
OKAZAKI 白インナーの上に黒い半袖シャツを羽織って前開けて。/ハコのセットに2個くらい自分仕様で補強かな。
BUCCI 全体にモノトーン。黒帽子。黒に白字プリント(GARADE COLLECTION?)のTシャツ。首元にシルバーグレーのマフラースカーフぐるぐる。MRリストバンドを付けてくれてました♪/トランペットにVOXワウペダルとかBossのフェイザー?フランジャー?あたりのコンパクトエフェクタを3個くらい合わせてた。fiveなどでラッパの先にフタ(ミュート?みたいな。
次回フライト>>>
物販ブースの壁にもこのフライヤー(横型)が貼ってありました。CDリリース!フルメンバー5人!HIROOKI氏の視覚効果付き!DVDシューティング!ちょっとしたメモリアルになりそう。
お持ち帰りの品々>>>
・ 二次的取得のタケさんスティックがとても嬉しいのです。あと撮っていいかわかんなかった赤と白の丸いのもあり当たり日でした。ボカァ幸せだ。
・ ミニロケ1228フライヤーが初登場。リバーシブルで裏面がダマスコなのです。(物販スペースに貼ってあったのもこちら。)



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